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ターコイズは繊細な色

2015/08/01

ターコイズの語源は文字通り「トルコの石」です。   

ペルシャで採れたこの青い石は、

トルコを経由してヨーロッパにもたらされました。

まるで水の塊のような石は、

船で旅する人から「水難のお守り」に

重宝されたということです。

 

12月の誕生石として、

今でも人気の高いターコイズですが、

この石の歴史は古く

メソポタミアやエジプト、中国の遺跡からも発見されています。

 

ターコイズは、

ターコイズ・ブルーと言われたり、

ターコイズ・グリーンと言われたりします。


日本語にすると「青緑色」なのでどちらも正しいです。

ブルーの色が濃くて黒い模様の少ない

イラン産のものが宝石としては良質だとされますが、

近年はグリーンの色が強い中国産がよく出回っているとのことです。

 

 

ターコイズは海で見るなら浜辺に近い浅瀬の色です。

寄せては返す波の白さに洗われて、キラキラ光る水の色。

 


太陽の光が海の底まで届き、その光も波に揺れてゆらゆらユラユラ。

手を伸ばせば届くところにある色なのに

すくってみてもも、同じ色を見ることはできなくて

追いかけても、手にすることはできない色。



ターコイズという石は微細な穴が無数に空いていて、

もろくて壊れやすい石だそうです。

色と同じく、扱いがむつかしい石なのです。

 

もしも、今のあなたが

ターコイズという色がとても気になる色ならば、

傷つきやすい自分自身を護る手立てを探しているのかもしれません。

 

誰かによって傷つくならば、

ひとりでいる方が気がラクなんて思ったことはないですか?

 

それとも自身が傷つきやすいがゆえに、

他人の痛みがわかりすぎて

必要以上に背負いこんでしまってはいないですか?

 

ターコイズという色は、

悠々とした大河の流れをイメージすることもできます。

 

その背負い込んだ思いを下ろして流し、

自分自身を水のように柔軟に、

自由にしてあげたい。

そんな思いがあるのかもしれません。

 

心の声に耳を傾けて、

自分自身を縛る思いから解放してあげたとき、

光と風に煌めくあなたが、

未来を創るチカラを充分に発揮できる時となるでしょう。