「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

 京都市下京区因幡堂町651

 mail@taa-color.com

  1. 色のメッセージ
  2. 黒は高級感を醸し出す色
 

黒は高級感を醸し出す色

2015/10/16

黒は、かなり古くから認識されていた色の一つです。

太陽が神と崇められていた古代において、

その恩恵を充分に受け取ることのできる「明るい状態」を赤。

陽が落ちて夜になり、

翌日、朝陽が昇るまでの「暗い状態」を黒、と表現しました。

 

黒の中身は、決して何もないのではなく

「あるものが見えない状態」を指しています。

人の意識として捉えると、

それは「あるけれど隠したいもの」ということになります。

 

もしも今のあなたにとって、

黒が最も気になる色ならば、

自分自身を表現することがとても不安なのかもしれません。

 

自分の考えていることを否定された、

自分の行動を非難された、

自分の存在を歓迎してもらえなかった、

そんな経験がおありなのかもしれません。

 

その経験の繰り返しをおそれて、

自分自身を闇の中に隠してしまおう

という意識をお持ちなのかもしれないですね。

 

この黒という色を

積極的に「隠す」ことに使って

プロフェッショナルなイメージを創り上げることもできます。

どこかのお店のスタッフとして、

そこにいるのなら

「知識・経験は豊富でお客様から聞かれたらなんでも答えられるけど、

求められもしないのに出しゃばったりしません」

・・・・・という表現をするにはピッタリの色。

 

その、控えめでありながら、

充実した内面を持っていることが「高級感」を出すのに役立つわけです。

 

玄人(くろうと)というのも、プロフェッショナルだということになりますね。

 

もし、ご自身のクローゼットを開けてみて、

黒いお洋服ばかりが並んでいるのだとしたら

「何故、黒を選ぶのだろう?」と考えてみてください。

 

やせて見えるから ⇒ なぜ、そう見せたいのかな?

カラダの線がごまかせるから ⇒ なぜ、ごまかしたいのかな?

季節が冬に向かうから ⇒ 寒くなると黒がいいと決めたのは誰なんだろう?

黒が好きだから ⇒ いつごろから好きになったんだろう?きっかけは?

黒が似合うから ⇒ 他に、もっと似合う色があるかも?

 

色をきっかけに、自分自身と向き合う・・・・・・・・・・・。

そのことで、

暗闇の中に隠された自分自身の素敵な魅力を見つけ出すことが

できるかもしれませんよ。

 

自分で見つけたステキな魅力に自信を持って、

高級感をただよわせたプロフェッショナルなご自分を「黒」で演出してみてください。

 

かっこいい!!